ピークアウト
チェンソーと出会ってからもうすぐ20年が経とうとしています。本格的に木登りを始めてからは10年くらい。
現場で干支二回り下の職人と一緒に作業することも珍しくなくなりました。技術的に若いもんにまだ負けてないと思いますが、自分のピークは見てしまった感があります。
木登り業界に参入する人も増えて、仕事先の若手も成長しました。若手の仕事を見てまだまだだなと思えても、それなりでも安全なのがこの技術の良いところ。
最高でなくても怪我無く安全であれば良いのです。そこにいちゃもんを付けるともう老害の始まりです。
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ。」なんてカッコつけて消えることはまだできませんが、会社内であればマネージメントに移行して現場を若手に任せていく頃合いです。
事業は拡大しない、組織にしない…となれば持続は困難。
ぼちぼち下り階段を行く時期です。
コメント
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超が付くほど ご無沙汰しております。この{ピークアウト」を読み 「自分も完全にピークを超えたと」・・・ひしひしと感じます。収入も3~4年前がピークでした。仕事量もいつも通りやって来ましたが、出来高は、どうあがいても下がりました。幸いなことは、子供達の学費から卒業。それぞれ独立し所帯をかまえたこと。なんとか、「親の役割は果たせたかな?」なんて考える この頃です。私はもう完全に下り坂を進んでいますが、もう少しだけ 粘ってみようとゴソゴソやってます。寒くなりますので、お体大切に!
そして、お互い ご安全に!
投稿: 16年目の素人 | 2020年11月16日 (月) 21時57分
16年目のベテラン素人さん、久々にありがとうございます。
僕自身がブログをあまり見ていませんでした。
保護者卒業も近く、新しく迎えた子猫たちに対してもおじいちゃん気分です。
そんな年代になりましたね。
体力勝負ではないので現場で衰えを感じることはありませんけど、もう山仕事はできる気がしません。
ピークというのは体力だけでなく、仕事に対してある程度の満足感を得てしまったということもあると思います。職人に老後はありませんので柔軟に生きてゆけるよう考えるところです。
投稿: だん | 2020年11月21日 (土) 02時38分