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いつの間にか、中心的事業となった感のある小笠原での伐採作業。

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インフラ維持のための危険木、支障木伐採です。ただしそこは世界自然遺産であることもあり、色々と通常とは違う事情があります。

伐採対象木の周辺には小笠原固有種、希少種が生育しています。それらは事前に調査、マーキングされ、傷付けないように伐採することが求められます。基本的に伐倒は出来ませんので、クレーンでの吊り伐り作業となります。

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道路から見た伐採跡です。直径80cm近いリュウキュウマツ半枯損木を伐りました。

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観光ルートでもあり、目立たない配慮もしています。

自然遺産で伐採というと外来種駆除のようなイメージを持たれることが多いのですが、そういった意図が無いわけではないにせよ、人の生活を護るための伐採で、それを丁寧にやっているだけの事です。

代表的な(国内)外来樹木はいずれも導入種、わざわざ持ち込んで植栽され野生化したものです。人の移動によってダイナミックな変化が起こっている真っ最中。

そんな人間を含めた自然を見つめながら過ごしています。

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