« レスキューWS | トップページ | 小笠原 »

歴史

この2週間、樹齢100年から200年以上の大径木を伐採する機会がありました。
いわる立木買いで神社の木を伐り出す中、そのままでは倒せないものを担当する会社のそのまた応援、伐採職人としての仕事です。

 
伐倒の支障になる枝を下ろし、トップカットした上で牽引しながら倒すという流れが主で、大型チェンソーが大活躍でした。
 
「根張りまで取ってほしい」など、元請である材木屋さんの要求に応じながら確実な伐倒をするために、どこにツルを設定するか?受け口の角度をどうするか?
それぞれ伐倒のデザインを考える。そして倒れるとすぐに造材のマーキングが始まり、まさにそこは樹木が材木、お金に変わる瞬間。独特の臨場感がありました。
 
Kimg0605_3
 
林内には古い大きな切株が点在しています。ある時作業をずっと見ているおじいさんがいたのですが、話によるとその古い切り株はそのおじいさんのおじいさんが伐採したということでした。
ずっと以前からそうやって利用されてきた歴史の中に、自分の仕事も刻まれていくのだなと、少し誇らしいような気持ちになりました。
Kimg0654
けた外れな材が出て行っても、その林にはもっとすごい木がたくさん残っています。
また何十年、百年すれば次の木も大きく育つでしょう。
Kimg0638_3
Kimg0664_2
Kimg0685_2
40年あまり前の切株には鉞の跡が。
何かの折には木が伐られ、また次の木が育ち、受け継がれてゆく林です。

« レスキューWS | トップページ | 小笠原 »

コメント

でかい材ですね~ 全部スギでしょうか
自分には手出しはできない領域ですが 近辺の神社には 確かに大径木が残ってますよね。
近くを通るたびに アレどうするんだろうな みたいな木もあります。

じっとみていた人の御先祖は 江戸時代でしょうから
まさかりで伐ったんでしょう。
驚きの歴史の継続ですね。

eさん、そんなに昔ではないですよ。
おじいさんがこどもの頃という事ですから。

チェンソーが登場したのはわりと最近で、僕の親方世代が過渡期を体験しています。
出したのはほとんどヒノキで、スギは特大の1本だけでした。

だんさん、

そうでしたか!

そういえば
こんな動画がありました。 たぶんもう見てると思いますが。

 https://www.youtube.com/watch?v=_GpytjxfZwE

1940年代で これですからね~
動画の中で組み立て三角定規みたいなのを使ってますが これ道具と技にも紹介されてますね。

   >元請である材木屋さんの要求に応じながら確実な伐倒をするために、どこにツルを設定
    するか?受け口の角度をどうするか? それぞれ伐倒のデザインを考える。

伐採職人の本領。。。腕の見せ処なんでしょうね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1327866/68272066

この記事へのトラックバック一覧です: 歴史:

« レスキューWS | トップページ | 小笠原 »