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2015年9月

効率化

草刈りについて考えました。

我が家の周辺は草原です。すべてが自宅敷地というわけではありませんが、草刈り管理をしています。
初めのころは時間がかかりました。合計2反歩(0.2ha)ほどあります。何回にも分けて作業して、一巡するころにはスタート地点の草はそれなりに伸びてしまっている状態でした。
その後自走式モアを導入して草の成長に負けずに刈ることができるようになりました。
機械による作業効率アップです。

しかし今年は出張で家を空けることが多くなり、隙間時間に草刈りすることもままならなくなってしまいました。
今までのやり方ではとても追いつきません。さらに高性能な乗用モア?それもできなくはないですが、時間当たりの作業量を増やしてもコストはかさみ、やらなければいけない仕事量は増えるばかりです。機械化林業に似ています。

そこで、草刈りの意味から考え直しました。

ほとんどの人が何の疑いもなく地面を基準に刈り取ります。ジャラジャラ地面を削りながら刈っているオジサンの姿もよく見ます。車道脇では止めてほしいです。
「刈り取り」と書きました。以前刈り草はいろんな用途に利用されました。収穫です。

しかし、僕なんかがやっているのは収穫ではなく景観維持作業なのです。刈りっぱなしあるいは刈り草を集めても他へ持っていって投げるだけです。
景観を維持するということは、草が生えていてそれが伸び放題ではなく管理されているように見える状態を維持するということになります。

無理に地際で刈る必要性はありませんでした。

基準を地面から草そのものに変えました。草と戦うのはやめてそこにあることをまずは肯定します。
草を見ながら、その種類や性質、草丈に合わせて刈り込んでやるのです。そんなに細かいことはできませんのであくまで大雑把にですけど。
すると驚くほど楽なのです。上っ面を払うだけになりますので当然刈る量は少なくなります。草刈り機を振るときの抵抗はほとんどありません。見えないところへ刃を突っ込むこともありませんので、刃を傷めることもありません。

自走式モアは草刈機の2倍ほどの仕事量でしたが、この新しい方法はモアで作業する何分の一の時間で面積をこなします。
そして見た目は…モアで刈った後一週間の所と遜色ありません。むしろ草がいきいきしていて美しくさえあります。

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平らな感じに見えますが、足を踏み入れると草丈は数センチからひざ丈まで場所によって様々です。
ある意味やさしく刈られた草はあまり反発せず、その後の伸びも穏やかです。

Kimg1138
低く穂を出したチカラシバ。
 
多少伸びても洋風ガーデン的に見えなくもない?

この価値観をどれほどの人が受け入れるかわかりません。
でも草を見ながら刈る作業は楽しくもあります。まだまだ知識が追いつきませんが「雑草という名の草は無い」という気持ちで続けていきたいと思います。

仕事量を減らして効率を上げるというお話でした。

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