ダメージ
屋敷林管理での伐採です。
ソメイヨシノとコブシを伐採しました。
共に不利な立地と過去の管理に起因するダメージが大きく、伐った方が良いと判断しました。
枯れッカレ。ぶつ切りからのひどい腐朽で無惨。勢いよく萌芽してはいます。
しかし場所が隣家との境界で枝を伸ばすことも出来ず、倒木のリスクは許容範囲外です。
電柱カットは結局危険木を作り出し、管理は高コストになってしまいます。いっそ腐朽させる前に伐採して材として利用した方が有意義だと思います。
胴枯れのコブシ。こちらも幹にダメージがあり、車道に向かって傾斜して塀の上に枝を広げています。
二又ですがよく見ると三ツ又の心を抜いた跡があり、どうやら伐採の時に傷をつけてしまったようです。
腐朽は心に達しておらず。ラムズホーンを形成しています。このまま成長に任せれば強度を保てる可能性もあります。
しかし場所の制約があるので剪定せざるを得ませんから、成長と腐朽のバランスは悪い方向へ向かうと思われます。
立地や構造物との関係、他の樹木とのバランス、剪定で管理しきれるか?
今回は伐採が優先される部分で、他にも隣接する農地への影響から伐採したキハダもありました。ちょっと大きくなりすぎました。
剪定で管理できる所は頑張って爽やか空間を演出します!
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