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2012年12月

Hygiene kit

ハイジンキット。

Ncm_0770_2 Ncm_0771_2
通年、イヤマフ付きのヘルメットを使用している。
イヤマフのパッドとスポンジは消耗品なので、定期交換しなければ性能を維持することはできない。

MSAのイヤマフセットがたまたま安かった事もあるが、ハスクと共通なので各交換部品が手に入りやすいというのがこれを選んだ大きな理由だった。
そろそろパッドが硬くなってきたのでハイジンキットを注文したところ、ハスクでの取り扱いが終了していると聞かされた。
イヤマフを販売しておきながら交換部品を供給しないというのは、ちょっと無責任ではないだろうか?1年経ったら新品を買えとでも言うのだろうか?それともそんなに交換する人がいないのだろうか?理解に苦しむ。
結局イギリスから買い物ついでに発注して手に入れた。約¥800。

安全管理

今年は班で労災が相次ぎ、半年の間に4人のうち2人が現場を離脱するという異常事態になってしまった。

1件はなんでもない緩斜面で落ち葉に隠れていた細い枯木を土踏まずで踏んで転倒し、その拍子に骨折というなんともやりきれない事故。防ぐ方法はいくつか考えられるものの、運というものも大きく作用している。その後怪我の治りが悪く、復帰できずにいる。

もう1件は指示を無視して禁止作業を行い失敗、伐倒木の下敷きになるというあってはならない事故。…と書けば一方的に被災者に非があるということになるが、それでも管理責任は確かに存在する。
今回の場合、一言で言えば「不適格な者を危険な作業に従事させ続けた末の事故」ということになる。
 
厳しい言い方になってしまうが、適・不適はやはりある。うまく出来なくても、意識が変われば…、努力すれば…、と、誰しも思ってしまう。それが情というもの。純粋に技術的なことであれば、それでも何とかなるかもしれない。大器晩成ということもあるだろう。
しかし、安全管理者としてはもっとドライにそれぞれの資質を見極め、情に流されることなく判断する必要があった。幸いにも怪我の程度は深刻ではなく、時間がかかっても完治が見込まれる。しかしこのまま復帰させれば、せっかく拾った命をどぶに捨てることになってしまうだろう。それだけは避けなければいけない。
 
ここで具体的に詳細を説明することは出来ないが、彼には本人の努力だけではどうしようもないような、もっと根本的なところで山林での作業に適さない性質があった。それを理解しないまま指導を繰り返してきたことは、盲目の人に対して「もっと良く見ろ。」と言い続けるような、不条理な事だったかもしれない。
 
これまで指導してきた事に対する喪失感と反省、次へのステップ、様々な思いが入り乱れる年の瀬になった。

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