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2011年10月

チゼル

最近発売されたスチールMS241、MS201にはPS3ソーチェーン、
チゼル刃が標準装備されている。

チゼルを丸ヤスリで目立てをした状態は、非常に危険であると思っている。
切削スピードがあるかわりにキックバックが激しく、僕の今の感覚では使用に耐えない。

チゼル刃はチゼル用ヤスリで目立てするべきだ。
しかし、この目立ては縦・横・捻りの3次元で角度を決める必要があり、
しかもぶれないようにヤスリを動かすことは非常に難しい。
Imgp1301

専用のガイドローラーなども市販されているが高価である。
しかし、それが簡単になる方法がある。

ノーズ部分で目立てするのだ。
Imgp1302

カッタ先端がおよそ45度の位置に来るようにして、そこでヤスリを水平に動かすのである。
こうすることで、縦・捻りの角度が単純化でき、横の角度だけに集中することができる。
ヤスリを水平に動かすのは比較的簡単で、ぶれずに安定した目立てができるはずだ。

最近法面伐採の現場が比較的多い。
Imgp1285

昔はトラックロープを腰に巻いて降りたり、無茶なことをしていたこともある。
U吊り安全帯で垂直壁に無理をして挑んだこともある。

今はもちろんシットハーネスは当たり前だ。
DdRTではロープのランニングエンドが伐採木の下敷きになって具合が良くない。
かと言ってロープバッグをぶら下げたままでも作業しづらい。

そこで基本的にはSRTだ。適当なアンカーポイントを設定して必要最小限のロープを垂らして作業する。
ランニングエンドが短いのでよけておくのも簡単だ。
下降器はエイト環でも良いが、IDのようにワンタッチでロックできるものの方がスムーズだ。

下降器に使うロープはツリークライミング用より高所作業用のセミスタティックロープの方が相性が良い。
比較してみると、ツリー用はやわらかいためカムに張り付くような感じでスムーズではない。
セミスタティックロープはレバー操作に素直に反応してコントロールしやすい。


今回の現場は泥が流れていて、伐採対象木の根元は泥だらけで石も挟まっている。
必ず樹皮を剥がしてさらにワイヤーブラシで掃除してから伐採する。

Imgp1286

ぶら下がった状態でチェンソーが切れなくなるのだけは絶対に避けたい。

それからチェンソーブーツ「ツェルマット」はこの現場でもグリップ良好で調子が良い。


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