« ミノ的 | トップページ | 断面 »

終着点

地下足袋と決別してから、より良い靴を探し求めてきた。
その旅も終わろうとしている。

マジカルフォレスターは2足目がかなりヘタってきた。
実は1足目で嫌気がさして、RV201を手に入れたものの全く足に合わず、
同僚のMF在庫と交換してもらった経緯がある。

Ncm_0125_2

世の中には快適で安全、しかもデザインが良い林業用作業靴が存在する。

« ミノ的 | トップページ | 断面 »

コメント

初めまして。いつも拝見させていただいております。
とても参考になります。私も最近ダブルベベルを手に入れ、悪戦苦闘しております。
一つお聞きしたいのですが、写真の靴、林業用の靴でしょうか?私も地下足袋以外の選択肢を広げたく、
もしよければ教えていただきたいのですが。ぶしつけで申し訳ありません。
それでは明日もご安全に。

トモロウさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

林業専用です。

この靴はオーストリアの作業着メーカーPFANNER社のZermatt GTXというチェンソーブーツです。
https://shop.schutzbekleidung.at/index.php?p=product&id=307&parent=1
もうこれ以上のものはないという意味で「終着点」です。

手にして分かったのですが、製造元はイタリアのアウトドアシューズメーカーCRISPIでした。


いろいろ試してみて実感したのは、地下足袋の歩き方と登山靴の歩き方は違うということです。
ソールを自由に斜面に追従させてスパイク付きの面でグリップさせる地下足袋。
対して靴は足首をしっかりホールドしてソールのエッジを効かせてグリップする。

マジカルフォレスターの場合足首はホールドではなくラップ、包んでいるだけで、
地下足袋より分厚い分だけ安全性に優れているのですが、
コシの無いソールと相まって足への負担が大きくなります。

足が痛くて耐久性の無い靴にこれ以上投資することには我慢できなくなりました。
チェンソーブーツの価格はけっこう高いものですが、万が一切ってしまったとき、
その他の靴との価格差は自分の足より高いでしょうか?

ぜひ国産で、送料や関税がかからない適正価格でこういう靴がでてきてほしいと思います。

Zermatt GTX、メーカー写真で見るよりシブいですね。
想像以上にかっこよくてびっくりしました。

アクアフェルよりもこちらのほうが山仕事に向いていますか?
だんさんのご意見を読むに、アクアフェルは山で使うには柔らかすぎるのかなと感じました。

フリップさん、こんばんは。
そうですね。アクアフェルはPU製ソールなので、軟弱斜面ではグリップが悪く、
ちょっと厳しいです。木登りは快適ですが。

山を歩くにはやはりトレッキングシューズ系のしっかりしたソールの方が良いと思います。
ファナーではチロルタイプが主流で、ツェルマットは軽量版という位置づけのように感じました。
サイズは悩ましい限りですが、今回は試着してもこのサイズだろうという「アタリ」を引きました。
ちなみに43を「無料労働者」から仕入れました。無料だと良いのに…

ありがとうございました。
最近うちの会社に研修に来られた方が全身ファナーで、価格を聞いて毎日の作業には無理かとあきらめていましたが、靴は、いいなぁ…。試しに思いきって買ってしまいそうな勢いです。
それでは。

トモロウさん、それは某Smanさんですか?
全身は確かに大変です。でも、安全性とデザイン性が両立=カッコイイ
カッコイイ林業を目指しましょう。見かけだけではなく技術も。

ご回答いただきありがとうございます!
やはりアクアフェルは柔らかいですか…。

画像を拝見するにつれ、チェーンソーブーツが欲しい熱が一気に高まってきました。
Zermattを基準に、Tirolシリーズや蜜蜂さんとこで売っているMEINDL Airstream
辺りを候補に考えてみようと思います。

スカルパにクリスピー!

自分も両メーカーの靴持ってる!

ただし、両方ともテレマークスキーブーツorロッククライミングシューズだけど・・・。

何故テレマークスキーブーツメーカーがダンちゃん好みの靴を作っているのか?謎じゃー^^

本題とは関係ないですね、すみません

シンバさん、テンション上がりましたね?
やはり餅は餅屋。技術のある専門店に作らせるのが一番ということなのでしょう。

たびたびすみません。
な、なぜそれを!私がどこの人間かバレバレですね(笑)
ちなみにもう一つ教えてください。
だんさんの通常の靴サイズと、GTXのサイズに大きな違いはありましたか?
Smanさんとはしばらくお会いしそうにないので、ぜひ教えてください。

トモロウさん、サイズは普段よりやや大きめです。
通常26.5~27ですが、43は27.5相当でしょうか。
靴のサイズはブランドによってけっこうまちまちですし、
足型も人によって違いますので、非常に難しいところです。

本来試着するべきだと思いますが、通販は一種のギャンブルですね。
小さいよりは大きい方が何とかなるので、大きめの方が安全ではあります。

ではご健闘をお祈りします。

だん様。こんにちは。

 Zermatt GTXを選ぶにあたり、MEINDL Airstreamにしなかった理由は何故ですか?様々調査されていると思います。教えてください。MEINDLの製品も魅力的ですね。

 いろいろ調べれば調べるほど、だんさんのコメントになるほどと思うようになりました。宜しくお願い致します。

8-mori さん、そうですね~…
実はそんなに深く考えて選んだ訳ではありません。かなり感覚的です。
MEINDL Airstreamを選ばなかったのは、幅が細めに見えたのが主な理由です。
僕は比較的幅広の足なので、例えばナイキのトレーニングシューズなど気に入っても細くて足に合いません。

なので以前購入したチェンソーブーツもワイドであると明記されているのが決め手になりました。
Zermatt GTXはデザインが良く、足形も何となくいけそうな気がしました。
結局いろいろと見た中で一番気に入ったものを選んだ訳ですが、当たりで良かったです。

 こんばんは。MEINDL Airstreamの説明書きカッコいいですよね。日本でも買えるのですか?

 当方は粛々とZermatt GTXを40、41、42、43と計7足を輸入することにしました。いろいろネットで見る限り、この手の最高峰と言える製品かと思います。
 
 コアなファンが喜ぶ姿が目に浮かびます。いやいやこれが少しずつ普及するようにしなくては・・・。

 安全第一!


 

だんさん、
マジカルフォレスターのファスナーが いよいよ怪しくなってきたので
私も買うことにします。
色違いがあると いいのになぁ~。

8-moriさん、マインドルは代理店があるようなので、取り寄せできる可能性はあるとおもいます。
価格はかなり高くなると思いますが。

無宿さんは登山靴に慣れているので、サイズさえ合えばOKですね。
今週はずっとアクアフェルを履いていますが、すごく軽く感じます。
やはり「慣れ」ですね。

こんばんは。
だんさんの「終着点」で火がつき、とうとう昨日GTXがはるばる八戸より到着いたしました。
あいにくの雨でしたが、急斜面、岩場の現在の保育現場で試すしかない、という事で今日早速シェイクダウン。
まだまだ慣れが必要ですが、これは値段だけのものがありました。もう一足買いそうな勢いです。
ありがとうございました!
(サイズは私も43でばっちりでした)

コチラはまだまだ雪は降りそうもありませんが、山仕事もあとひと月ほどになりました。その後は、某女史のシーズン到来です(笑)ブログ、これからも楽しみにしております。それでは。どうかご安全に。

トモロウさん、ブーツデビュー、おめでとうございます。
サイズが合ってなによりです。
日曜はニアミスだったと思いますが、ご一行に遭遇できず、残念でした。
今度はそちらにお邪魔しますので、よろしくお願いします。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 終着点:

« ミノ的 | トップページ | 断面 »