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懐古

オールドスタイル。
ラジキャリなので昔というほどではないが。

新品でわが班の現場に来たときに付け替えたセルフロッキングフックは、
しばらくぶりに再会してみると行方不明。残念ながらよくあることだ。

行儀良くクレーンのように吊り上げるだけなら普通のフックでもかまわない。
しかし集材の現場では安全レバー(外れ止め)など必ず破損してしまう。
その点セルフロッキングフックは地面を引きずっても枝条を巻き込むことも無く、
複数のスリングをかけて一本が緩んでも外れることが無い。
なのでわざわざ取り寄せてもらって装着していた。

手元に標準装備のスイベルフックはあるものの、
そんなわけであまり具合がよくないのである。

そこで登場するのが昔ながらのカツオブシ。
ナラの枝から削りだし、
Imgp0904

ワイヤを取り付けて完成。

Imgp0905

法的に吊り具として認められるかはともかく、これはこれで便利なのである。
テンションがかかった状態でも掛け外し、荷の追加が容易で使い勝手が良い。

ただ低コストな消耗品であるので、損耗具合を見て早めに取り替えなければならない。

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コメント

そのうち、カツオブシと聞いてなにか分からない林業現場人の方がおおくなるのだろうなあ。

つうくん、先日はどうもでした。
名称はともかく、「先進国」でも現役の器具ですから
(素材などはもちろん違いますが)消えゆくことはないと思います。

ただ、現場でサッと製作できる人はすでに少なくなっているでしょうね。

だんさん、
写真のカッターは 倍力ですよね。
やっぱり持ってるんですね、やってる人は。
今職場では 儲からないながらも集材をやりだしてるんで
便利そうだから無宿も買いました。
台付用の道具類も そろえようとしていて かなり出費が・・・ですが
でもまあ これはしょうがないですね。

無宿さん、写真のハンディワイヤカッターは倍力ではありません。
しかも「フェルコ風」国産で半額くらいです。
以前に本線の素線を切っていたらめげてしまいましたが、
自分で再目立てして復活させました。
他にちゃんとフェルコの12Cも持ってます。

スパイキは貫通ドライバーを加工した一品もので、18mmくらいまでスプライス出来ます。
スパイキは硬いほど入りが良いので、クロモリ鋼のドライバーは適していると思います。
価格も安く、グリップがちょうど良いです。

という感じで、12Cだけは高価ですけど、あとはわりと安価なスプライスセットになっています。

現場はやっとの思いで架設が終わりました。
何せ2班合同チームで僕以外全員架線初心者というメンバーで講習しながら。
しかも現場設定が苦しく、吊りカンまで設置しました。

今回あらためて、架設作業にクライミング技術を取り入れることの利点を実感できました。
昔では考えられないくらい自由で安全な作業が可能でした。

だんさん、
やっぱり ドライバー風の柄は自作の丸スパイキーだったんですね。
実はちょっと前に 6x7で黒油の18mm主索用ワイヤーに触る機会があって
丸スパイキーを差しこもうとして あまりの硬さに根をあげてしまいました。
体重をかけても これがなかなか・・・まあ無宿の力が弱いせいでもありますが。
服は 油で半端なく真黒になるし
太いワイヤーは暴れるし
ワイヤー扱うのって 慣れないと本当に厄介ですよね。
 

無宿さん、わかります。
僕も黒グリスはできれば触りたくないです。
冬はまだ良いんですけど、夏はとんでもないことになります。

それから6×7などのかたいロープにスパイキを刺す時は
ハンマーで叩き入れるのが基本で、そのために貫通ドライバーを使用しています。
力でやろうとすると疲れるし滑ったとき危ないですから。
普通ヨリロープでも12mm以上はだいたいハンマーでやってます。

でもロングスプライスなんてもう講習でしかやらないでしょうね。
僕も現場では3回くらいしかやってません。
平スパイキなんか持ってませんし、この先もおそらく無いでしょう。

だんさん、
ハンマーは必須ですよね。
力任せで やっぱり危険な目に遭いました。
伐倒や材よせ作業でもそうですが とにかく山仕事で力任せは駄目ですね。

「山仕事している人には 基本的にMな人が多い」という話を
先日、出来杉さんとやりとりしたんですね。
無宿などは
どうしたら疲れないかって考える前に 手を出そうとするのを
良しとする考えが どうしてもあるんですね。 
だから生傷が絶えないのよって 女房にも云われるんです(苦笑)。

無宿さん、僕が新人のころ、Iターンの先輩は何でも力任せで怪我も多く、、
結局山を去ってしまいましたが、それはそれで良かったと思っています。
続けていればきっと重大な事故を起こしていたでしょうから。

時には力を出すことも必要ですけど、僕はそのときやっぱり考えますね。
「どっちが得かな?」って。リスクとメリットを天秤にかけて。
ハイリスクなら「ヤメ!」です。

ずっと前、架設で親方が「手の方が早ぇら。」って、
主索を200mくらい人力で上げたことがあるんですけど、
そのとき「二度とやるか」って思いました。
今回は誰一人主索を綱引きみたいに引いたり持ち上げた人はいません。

こんばんは。
僕もちょうどラジキャリで出してます。
僕は初めてなんですが張る前から「ここラジキャリで出すの~?」って現場で不安だった場所でした。
急傾斜で、真ん中がモリってしてて、上げ荷で・・・色々悪条件です。
張ってみたらやっぱり最悪で途中までしか上ってきません。
スラックラインでウインチを併用してなんとか出してます。
きっとこの現場でラジキャリの限界を知ることができるでしょう。(笑)
これも勉強だと思ってやるしかないですね。

オバタさん、これからそういう現場が増えるでしょうね。
こちらもラジだけでなくユニック集材とトビ落としまでやらないと材積ノルマが…

クマ剥ぎも捨てずに2mチップ材で数字に乗せないと追いつきません。
市場では「ゴミ」なのに出さざるを得ない。
材積優先の造材、トータルではマイナスですよね。

現場に合わせたシステムを組みたいのに、ただ数字を合わせるのに四苦八苦です。

それから架線も先進国の機械を見習ってもう少し進歩してほしいですね。
ラジのフックなんて、当初から現場では壊れ続けているのにメーカーで何の対策もしていない。
ウッドライナーとか使ってみたいです。

ウッドライナーって知らなかった。(汗)
へー主索一本でいいんですねー。これはいいですね。僕も試してみたい。
ところでこのウッドライナーもスカイキャリーもスカイラインサポートを越えられるみたいだけどラジキャリってどうなんですか?
できないと思い込んでいたんですけど、中間支持ができれば今の現場ももっとよくなるんですが。
何せ使い慣れた人もいなく、説明書もなくてイワフジのHP見てもわからなかったもので・・・
以前使ったのが10年以上前みたいです。バッテリーが死んでました。
フックはカツオブシが良さそうですね。そういえばもう使えなさそうなのが一緒に置いてありました。
これを使っていた人はもう居ません。想像しながらの作業です。(笑)

オバタさん、ウッドライナーの動画を見たことがあるんですけど、
けっこうな太い材をガンガン上げ荷集材してました。
エンドレスの駆動力が全然違います。

ラジも中間支持器OKですよ。こちらでは吊りカンと呼んでます。
主索シーブのバーをフリーにするので不安感はありますけど、(実際外れます)
ちなみに取説にその記述はありませんでしたが、専用の支持金具もあります。

オバタさんのところのラジはいつごろのものでしょうね。
現行機は走行索が簡単に横ハメできるので、以前より使い勝手が良くなってます。
ラジコンもアルミボディのでかい充電式送信機から微弱電波の黒ボディ、
特小無線の黒、現行のグレーまでいろいろ使いました。
やっぱり特小無線になってから格段に信頼性が上がりました。

フックはほんとにユーザーボイスを無視しているというか、
現場もこんなもんだと思ってしまっているのか、全然だめです。

セルフロックフックのスイベル付き2.5t用が重量2kgで錘としてもちょうど良くて、
1万円台半ばくらい。できれば交換した方が良いです。
僕は小遣いに余裕が無くてカツオブシにしましたけど。

ラジキャリにはBCR-08SP(D)と書いてありました。
荷重0.8トンだそうです。
確かに主索シーブの横がパカッと開きますね。
これ開けといていいんですか?なんか落っこちないか心配なんですが。

ラジコンは黒いプラスチックのやつですが、何だろ?
実は今日使ってるうちに調子が悪くなって作業をやめました。
リモコンが2台とも効かなくなって先柱に突っ込んでいってしまいました。
どうも本体側に問題があるような気がするんだけど。
明日本体のBOX取り外してリモコンと一緒に持ってきてくれって言われてます。
ヤレヤレ。

オバタさん、コントローラーに電池チェッカーのメーターが付いてないのは
特小タイプだと思います。

当時のは配線のハーネスがいまいち整理されてなくてよく断線してました。
受信機の電源喪失とか、防振ゴムがイカレて振動で壊れるとか、たまにありましたね。

スカイラインサポートはそうです。バーのボルトを外してプラプラにして運用します。
外れるのはたいてい下げ荷のときの山(エンジン)側シーブです。
線が低い→荷が引っかかる→ジャックナイフ状態→脱索! のパターンです。
あと横取りでパチンコ状態になって両側同時という最悪パターンもあります。
まぁこれは操縦の問題ですけど。

あ、電池チェッカーのメーターははついてました。

ジャックナイフにパチンコ、解りやすいです。(笑)
高いところからドカンと落ちてくることはほとんどなさそうですね。
いろいろ教えてもらってありがとうございました。
やっぱ経験者に聞くのが一番だなー。

やったこと無いことを試すのってリスクじゃないですか。
このリスクがイメージできて大丈夫だと自分で思っても、経験無いから説得力も無いんですよね。
仲間が嫌がれば試すわけにはいきません。権限もないし。(笑)

オバタさん、いくらかお役に立てたようで良かったです。
やってみるのは大事ですね。間違ってるとまずいですけど。
僕も現場ごとに、細かい所でも少しずつ新しい方法を試しています。

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