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2011年4月

仕上げ

アメリカから道具を取り寄せるようになって、気になるのがその雑な仕上がりだ。
特に金属加工のバリが目につく。

さすがにPPEに関してそのようなことは無いが、最近ではこれ。

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便利でよくできている。しかしよく見てみると、

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チューブの先端切り欠き部分の内側にバリがあり、指で触ると鋭いエッジになっている。
先日の研修会のときもそうだったが、紐がよく切れるのである。
丈夫な紐で、そんなに簡単に切れるはずは無いのに。

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これも、何度かリギング用スリングを編んだだけでストランドが2本切れてしまった。

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紐の取り付け部分もかなり鋭くなっている。

これらをはじめによく点検して、細工用ヤスリやサンドペーパーなどで修正することをお勧めする。


研修

先週後半は、アーボリカルチャー研修会に参加していた。
今まで独学でやってきたゆえの見落としや勘違いを再確認する意味をこめて。

知識としてさほど目新しいものがあったわけではない。
そもそもこの研修はベースになる最低限の知識を得た後は、自ら体験し、考えることに意義がある。
そういうスタンスだ。

あいにくの天候で半分は雨に降られて「登りまくる」わけにはいかなかった。
しかしその分、密度の濃い話ができたと思う。

当初の目的としてはこまごまとしたところでいくつか発見があった。
そして新たなつながりを得て、とても有意義な3日間となった。

日程調整ができないまま、その後のコースは定員締め切りとなりつつある。
予定は未定だが、ぜひまた参加しようと思う。

春?

下界ではサクラが咲いているというのに、なかなか春を感じられない。

昨日の現場では
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ダケカンバの切り口から出た水が凍りついていた。朝の写真だが、夕方もこのままだった。

今日新たに入った現場では

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急斜面でチェンソーを置く場所も無かったので、残雪にバーを刺して燃料補給。

奥山の春は遠い。

その後

アレはどうなった?シリーズ。

・エマルジョン

今の現場からトリプルEの使用を再開するつもりだったが、
冷え込みで断念、ノーマルオイルの予備機を山置きしている。
単発の伐採でトリプルEを入れたMS200を使用。

やはり油断すると油膜切れを起こしてしまうことがある。
どうやら粘度が無いため、作業に間が空くとポンプからチェーンまでの経路が空になって、
そこがオイルで満たされる前に切削を始めてしまうと問題があるように思う。
実際、インターバルが空いた後空回ししてオイルがチェーンまで行き渡るのを確認すれば問題は起きない。


・マジカルフォレスター

結論的には地下足袋よりマシ。程度の履物といったところ。
靴としてはちょっと頼りない。
最終的な耐久性はまだわからないが、早い段階で左右1組ずつスパイクがもげてしまった。
全体的にヘタレ感がある。
残念ながら足型が合っていない。EEEという余裕の幅に対してトゥカップが先細りで外反母趾形状。
急斜面を歩き回っているとおやゆび側面がカップに圧迫されて痛くなる。

問題はあるが使用に耐えないということではないので、中敷など工夫しながら使っていきたいと思う。

debut

今週相次いで実務投入した靴2種類。

先の記事の Aquafell Xpert
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道端の枯木の伐採でトップカット。
クライミングスパイクが足と一体になる感覚で、
今までの安全靴に比べて格段に安定感、安心感がある。
安全靴ではしばらくぶら下がっていたりすると
土踏まずからフレームが外れてしまうようなこともあったが、
そういうことも全く無く、スパイクとの相性は抜群だ。

ただ普通のズボンよりチェンソーパンツが暑いように、
夏の炎天下ではちょっときついかなという気はする。


そしてこちらはツリークライミング専用シューズ、
Pro Ascent
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クライミング(山・岩)シューズで有名なSCARPA社製で、タコ足パターンのビブラムソールが特徴。
樹皮に対してグリップが良く、フットロックもやりやすいソールになっている。
トゥも効くつくりになっているので、小さいきっかけにもつま先をかけられる。
写真で見た感じつま先が細かったのでやや大き目を発注してしまったが、
つま先まで紐で調節できるので、もう1サイズ小さくても良かった。

何度か伐採され萌芽してしかも頭をハネられ、大きくなったイチョウの伐採に使用した。
主幹が無く枝ばかりという印象。樹高10mに対して幅も10mくらい、
枝の中を縦横に動き回りながらの作業で、威力を発揮することができた。
ただ、せっかくのソールもパンタンを装着していると美味しい所が効かなくて
思わぬスリップを招いてしまうので注意が必要だ。

どちらも慣らすまでも無く足にフィットしてどこも痛くならない。
良い買い物だったと言えそうだ。

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