« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年12月

T-6

年の瀬である。

秋から開催してきたTSDTシリーズの最終Training、
「速水林業に学ぶ プロデュース&マネジメント&テクニック」
今までとは違う視点から速水林業に学ぶ。

1月15日(土)に決定した。

詳しくは、また申し込みは

こちら。

Bad Cut

先日のT-5でも詳しく検証したことだが、今の現場でちょうど見ることができた。

Ca3a0605

このような枝打ち跡をよく目にする。
これは十数年前に枝打ちされて、すでに完全に巻き込まれている。
しかしこの縦に筋が入った形は、枝座を切除した証拠だ。

この中身は、

Ca3a0606

悲惨だ。変色、腐れが入って、商品価値を著しく下げてしまっている。

Ca3a0607

こちらは枝座の表皮が残されている。
枝打ち時点ですでに枯れていたか、その前に除伐などで切断されていたと思われる。

中を見てみると、

Ca3a0608

多少死節になっているものの、巻き込み自体はきれいにできているのがわかる。
周辺に失敗した枝打ち跡があるので変色がみられる。

良かれと思ってやったことが材の価値を下げてしまった。
枝打ち名人の「技」を真に受けた全国の林で同じ事が行われているのではないだろうか?

剪定の基本は枝座を決して傷つけないこと。すでに常識だ。
枝打ちは剪定。

科学的な裏づけがないまま「枝打ち名人」を紹介してきたメディアも、
あらためてこのことを検証する必要があるのではないだろうか。

藤森先生がこの事実を世に発表したのは20年も前の話だという。
林業界は何をやってきたのだろうか?

マニア(1220追記)

最近のマニアックな伐倒をいくつか。

まずはこれ。
Ca3a0595001

バーが届かないということは、通常の伐倒では問題にならない。

続いてこちら。
水道のパイプが浮いた状態で伐倒方向に通っている。
before

Ca3a0599

after

Ca3a0603

これはちょっと考えていただきたい。
ただし特別な道具は使用していない。

=====1220追記=====

連続写真で。

Ca3a0600 まずは根元に切込みを入れてパイプを挟み込む

Ca3a0601 そして伐倒。パイプに触れることなく地面に落ちた。

すぐ近くには電柱の控線もある。

これも同じように

Ca3a0596 Ca3a0597

Ca3a0598

大したことではないので、「小技」

段取り八分

とはよく言うが、この仕事はまさにその通り。

工事用作業道の支障木伐採人力整理。
ツル地獄で広葉樹の樹冠を縫い合わせた3~4m四方のツル団子二つが
センター付近に…というシチュエーション。

Ca3a0593

まともに手で片付けるには時間がかかりすぎる。と言うより、触る気さえ起こらない。
そこで伐開外側の立木にナチュラルクロッチで滑車をセット、
ロープで丸ごと引っ張り込む作戦で、短時間に処理することが出来た。

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »