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引っ張り器

ロープ・プラー。日本製でもプラロックという製品がある。

チルホールなどのワイヤーロープを使うものからロープに切り替えてしばらく経つ。
チルホールも一応常備しているが、伐倒に使うことはほとんどなくなった。

my引っ張り器の変遷。

始めは班のやり方にならって0.5tのレバーブロック。
大きくなるに従ってT-7、T-16チルホールが登場した。
3m以上の高さにセットするときは当然ハシゴ。そして直引き。
折れた枝が降ってくる中ギリギリまで操作していた。

その次に導入したのがチルホールX-5。
ベテラン勢が引退した後はT-7,T-16が無いので、とにかく高さを稼いで仕事をこなした。
ハシゴ以上はスパー登高。後半スローラインでのワイヤーセットも行った。

そして現在はMaasdam Rope Puller 製品としての仕上げはかなり雑。
バリだらけなので、支障があるものは削って仕上げをした方がよい。
$49という安さだが送料が倍ほどかかるので、単品で購入するなら国内のショップの方が安い。

単に牽引するだけならチルホールの方が優れている。
ローププラーの強みは、スローラインと長めのロープを組み合わせる事による設定の自由度だ。

伐倒木に登ることなく、任意の高さにロープをセットすることが出来る。
高くセットすればより少ない力で牽引できるので、3/4t引きでもかなり使える。
登らないということは安全にもつながる。
例えば枯損木を牽引伐倒するとき、登らなくて済むのは安心だ。
また、かかり木の高い位置に後からロープを掛けて引き下ろすようなことも可能だ。

先日の変木も一切登らずに地上からロープをセットした。

対象木のどの位置にロープを掛けて何処にブロックをつけて、
最終アンカーを何処に設置するか?
ソフト的なことがより重要になってくる。

そしてもちろんそれを実現するための技術も。

最近は「チル&ハシゴの時代では考えられなかった」内容の作業が増えている。

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コメント

だんさん、おはようございます
 今回のだんさんのブログを拝読したので、私もそのコラージュって感覚で昨日のイラストブログをUpした次第でしたっす。
 安全にかかわる技術とか知識ってのはどこかに抱え込まれてしまっては良くないと思うんですが、あまり安易に説明すると誤解・間違いが蔓延して返って迷惑の輪を広げることに成りかねないんで、自分の言葉の限界を感じる時は無理してでもイラスト化するようにしています。
 そのうちにITMの掲示板にも投げてみようかと思ったりしてますが、かなり固定観念が強い雰囲気があるように思うんで 果たしてどうなることか() って段階だったりしてますが。
 

月光仮免さん、おはようございます。
コラージュ、ありがとうございます。
僕も月光仮免さんのブログを見て、びびっと感じるものがありました。

技術的な情報が同じ事業体の中でさえ班が違うだけで全く共有されない、
そんな状況を少しでも改善できたらという思いでこのブログを書いているところもありますので、
これからもいろいろサポートいただけると助かります。

ハシゴと大きいチルホールを担いで仕事している班も依然としてありますし、
先日もうちの組合でGRCSを買ったことを東京の編集者から教えてもらったり、
相変わらず風通しが悪いです。

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